- いろんな場面で着用できるシェルジャケットがほしい
- かっこいいだけでなく機能面でも妥協したくない
- ベータLTジャケットのサイズ感がわからない
- インナーはどのくらい重ね着できるのか知りたい
どうも Leaf a Hand の れお です。皆さんにはお気に入りの一着はありますか?
私のお気に入りの一着はARC‘TERYX(アークテリクス)のBETA LT JACKETT(ベータLTジャケットです。夏以外なら、これ一着でほぼ対応できます。
生地もしっかりしていて、使い方次第では10年着られます。実際、私は大学4年生のときに購入したベータLTジャケットを約10年間使用しました。耐久性も証明済みです。
今回新しく購入したベータLTジャケットを徹底レビューします。皆さんが購入時に悩みがちなサイズ感やどのくらい重ね着できるかも検証しました。結論からいうと、私と同じように身長が170〜175センチで標準体型以上ならMサイズを購入すれば間違いありません。
LTジャケットは万人にオススメできる最高のシェルジャケットです。行きたいところに着ていけば、機能面はもちろんデザイン面も応えてくれる最高の相棒になります。
皆さんにもアークテリクスのシェルジャケットの魅力を伝えていきたいと思います。
- ARC‘TERYX(アークテリクス)とは
- BETA LT JACKET(ベータLTジャケット)とは
- ベータLTジャケットの特徴(スペック)
- 他のモデルも簡単に紹介
- 各モデル比較表
- ベータLTジャケットの概観
- ベータLTジャケットのサイズ感
- ベータLTジャケットに色々着重ねてみた(レイヤリング)
- エアリズム(ユニクロ Mサイズ)、スーパーノンアイロンスリムシャツボタンダウン(ユニクロ Mサイズ)を着用
- エアリズム(ユニクロ Mサイズ)、スーパーノンアイロンスリムシャツボタンダウン(ユニクロ Mサイズ)、厚手のニット(ユナイテッド・アローズ Mサイズ)を着用
- エアリズム(ユニクロ Mサイズ)、スーパーノンアイロンスリムシャツボタンダウン(ユニクロ Mサイズ)、厚手のニット(ユナイテッド・アローズ Mサイズ)、ゼファーシェルカーディガン(ザ・ノース・フェイス Mサイズ)を着用
- スーパーノンアイロンスリムシャツボタンダウン(ユニクロ Mサイズ)、ゼファーシェルカーディガン(ザ・ノース・フェイス Mサイズ)、ジャケット(ユナイテッド・アローズ サイズ48)を着用
- ベータLTジャケットのメリットデメリット
- ベータLTジャケットが向く人向かない人
- ベータLTジャケットの洗濯の必要性
- おわりに
ARC‘TERYX(アークテリクス)とは

ARC’TERYXはカナダ・バンクーバー発のアウトドアブランド。現在は登山やクライミングなどの本格的なアウトドア活動から、ファッションアイテムとしてもタウンユースで広く利用されています。始祖鳥の学名(Archaeopteryx)をブランド名とし、ロゴも始祖鳥の化石をモチーフにしているのが特徴です。
BETA LT JACKET(ベータLTジャケット)とは

万能でさまざまなアクティビティやコンディションに対応することができる高機能なデザイン性。DWR(耐久撥水)仕上げを施した3レイヤーのゴアテックス(R)生地を採用し、防水性、防風性、透湿性を兼ね備えた1着なんです。

ARC’TERYX(アークテリクス)のラインナップでも随一の汎用性を発揮するジャケットです。
ベータLTジャケットの特徴(スペック)
他のモデルも簡単に紹介
BETAジャケット
シンプルかつ無駄のない機能とデザインで日常使いに適したモデル。普段着として使用できる。軽めのハイキングなら対応可能。
BETA SLジャケット
ベータSL(スーパーライト)はベータジャケットを更に軽量化し、機能性をアップしたモデル。ベータジャケットの上位互換モデルで、より高い機能性が欲しければこのモデル
BETA ARジャケット
ベータAR(オールラウンド)はゴアテックスプロを使用した様々なアクティビティに活用できる多用途に活躍するモデル。主に登山、スキーやスノボーなどのアクティビティに向いている日常でも使用可能で秋冬に活躍します
Alpha SVジャケット
アルファSV(シビア)は悪天候など厳しいコンディションに長期間耐えうる、最も耐久性の高い素材を使用した耐久性のあるモデル。過酷な環境の高山用で登山ガチ勢の方にオススメします。
各モデル比較表
モデル | ベータ ジャケット リンク
| ベータ SL リンク
| ベータ LT リンク
| ベータ AR リンク
| アルファ SV リンク
|
価格帯(目安) | ¥70,000前後 | ¥85,000前後 | ¥80,000前後 | ¥110,000前後 | ¥150,000前後 |
重量 | 約375g | 約340g | 約390g | 約460g | 約480g |
サイズ感 | レギュラーフィット | トリムフィット | トリムフィット | レギュラーフィット | レギュラーフィット |
日常使い | 街で使いやすい | 軽量でタウンユースにも | 街でも映える | 冬・街使いにもOK | 街では重装備に |
登山・ハイキング | 軽めのハイキング可能 | 軽登山・アルパインにも | オールラウンド(山もOK) | 登山・スノースポーツ対応 | 厳冬期・高山対応 |
ゴアテックス 種類 | GORE-TEX ePE (C-KNIT) | GORE-TEX ePE (C-KNIT) | 3レイヤー(3層) GORE-TEX | GORE-TEX Pro ePE (ハイブリッド) | GORE-TEX Pro |
機能(ベンチレーション等) | ピットジップなし | ピットジップあり | ピットジップあり | ピットジップあり | ピットジップあり |
ポケット構造 | ハンド2、 内胸1 | ハンド2、 内胸なし | ハンド2 内胸なし | ハンド2、 胸1、内1 | ハンド2、 胸2、内1 |
フード構造 | ストームフード (ヘルメット非対応) | ストームフード (ヘルメット非対応) | ストームフード (ヘルメット対応) | ストームフード (ヘルメット対応) | 立体フード (ヘルメット対応) |
トリムフィットは、胸からウエスト、腰から太もも部分を体に密着させるよう裁断しています。薄手に仕上げることでごわつきをなくし、身体の動きに追随。アウターの下に快適にレイヤリングできます。
https://arcteryx.jp/pages/mens?srsltid=AfmBOoqfW-mivhhWW7J2N5o27TS2sGre84ecRXlC0xlbXJLvsEbyiyCv
ベータLTジャケットの概観


皆さんご存知の始祖鳥のロゴです。本当にカッコいいデザインです。


脇にある、ベンチレーションです。これが有能で暑いときは開放することで熱や蒸れを逃がせるので本当に便利です。袖口のテープは袖丈を調整することができるので機能性抜群です。


ベータLTジャケットのサイズ感
身長171cm、体重65kg、筋肉質体型の着用感。普段の着用サイズはMサイズ。
着用はエアリズムMサイズ、オーバーサイズクルーネックT(半袖Mサイズ)ウルトラストレッチパンツMサイズ




ベータLTジャケットの袖丈は長めに設計されており、指先が出る程度ですが、袖口のテープで固定すると違和感なく袖丈を調整できます。冬季であれば隠す面積も増やせるので防寒性を高めることができます。




裾にあるドローコードを調整した画像です。スッキリした印象になりました。


ドローコード調整前


ドローコード調整後
フードをかぶるとこんな感じです。ヘルメットも着用可能なので多少ゆとりがあります。ドローコードで調整可能なので、調整後はすっきりした印象があります。


ドローコード調整前


ドローコード調整後
ベータLTジャケットに色々着重ねてみた(レイヤリング)
レイヤリングとは機能の異なる複数の衣服を重ね着することで体温調整することです。ベータLTジャケットのインナーに色々なものを着用してみましたので、着ぶくれ感等参考にしてみてください。
エアリズム(ユニクロ Mサイズ)、スーパーノンアイロンスリムシャツボタンダウン(ユニクロ Mサイズ)を着用
全く着ぶくれ感はありません。着用感も違和感のない快適な状態です。


エアリズム(ユニクロ Mサイズ)、スーパーノンアイロンスリムシャツボタンダウン(ユニクロ Mサイズ)、厚手のニット(ユナイテッド・アローズ Mサイズ)を着用
こちらも画像を見ていただいてもわかるように着ぶくれも感はありません。着用感も快適そのものです。そして何よりオシャレじゃないですか?(笑)


エアリズム(ユニクロ Mサイズ)、スーパーノンアイロンスリムシャツボタンダウン(ユニクロ Mサイズ)、厚手のニット(ユナイテッド・アローズ Mサイズ)、ゼファーシェルカーディガン(ザ・ノース・フェイス Mサイズ)を着用
意地悪実験でザ・ノース・フェイスのインナーダウンであるゼファーシェルカーディガンを着用してみました。ニットも合わせて着用しているので、流石に着ぶくれしています。着用感もさすがに動きづらさがありました。しかし、若干窮屈に感じる程度です。ニットを脱いでゼファーシェルカーディガン単体なら全く問題なく快適に着用できます。
冷房のきいた室内で着用していましたが、汗ビシャビシャでした(笑)


ザ・ノース・フェイスのゼファーシェルカーディガンを以前徹底レビューしているので、こちらも参考にどうぞ。
スーパーノンアイロンスリムシャツボタンダウン(ユニクロ Mサイズ)、ゼファーシェルカーディガン(ザ・ノース・フェイス Mサイズ)、ジャケット(ユナイテッド・アローズ サイズ48)を着用
通勤を想定して、スーツのジャケットの上にベータLTジャケットを羽織ってみました。
こちらも着ぶくれ感は出てきますが動きづらさは特にありませんでした。かなり暖かく、汗ビシャビシャでした(笑)


フロントジップを開けた状態


フロントジップをしめた状態
ベータLTジャケットのメリットデメリット


本当にメリットはたくさんです。どの項目をとっても高レベルの品質です。
デメリットはやはり価格です。8万円は高いですよね⋯⋯。しかし、約10年は着れるのでもとはとれると思います。そして、品質は最高級です。タイトに着たい方もドローコードで調整可能なので、そこまでデメリットにはなりません。
ベータLTジャケットが向く人向かない人


向いている人
- アウトドア全般を楽しみたい人
登山、ハイキング、キャンプ、スキーなど、幅広い活動で1着を使い回したい人。 - 街でも使いたい人
無駄のないデザインでタウンユースにも馴染む。 - 長く使えるハードシェルを探している人
耐久性があり、数年単位で着られる。 - レイヤリング(重ね着)を選択肢にいれている人
真冬は重ね着が必須です。ベータLTジャケットはレイヤリングを前提に考えられています。
向いていない人
- とにかく軽さを求める人
ファストハイクやトレラン用途ならもっと軽いSL系やゼータ系が適する。 - 体型にフィットしたジャケットを求める人
レイヤリングを前提とした作りなので、タイトシルエット好きにはベータジャケットが◎ - 真冬の雪山登山や厳冬期アルプスに挑む人
ある程度は対応可能です。真冬の雪山となるとAR、SVシリーズが選択肢になると思います。
ベータLTジャケットの洗濯の必要性


意外にGORE-TEX(ゴアテックス)のシェルジャケットは洗濯が必要です。アークテリクスの公式サイトでは洗濯の重要性についても説明されています。
アークテリクスのゴアテックスウェアが最良のパフォーマンスを発揮するには、定期的なお手入れが不可欠です。たまった汚れや汗、体の皮脂により、メンブレンの機能と素材の耐久撥水(DWR)加工の総合的効果が損なわれる可能性があります。DWRは水が素材の表面を水滴となって転げ落ちる、ビーディングと呼ばれる効果を促します。定期的な洗濯とDWRの再塗布で、ゴアテックス ウェアのパフォーマンスを維持し、製品寿命を延ばすことができます。
https://arcteryx.jp/pages/product-care?srsltid=AfmBOopWAH8oaUZC_vQf3HL88rjOyv3ZkJ82k64cqmWVLf3iPhmtp8Ym


前回購入したベータLTジャケットは洗濯したことなかったです(笑)
洗濯機で水洗いが可能
洗濯頻度の目安
- ヘビーユーザー(例:ランニングやスキーツアー)10から12回の使用ごとに洗濯
- ライトユーザー(例:犬の散歩や街中での使用)20から30回の使用ごとに洗濯
おわりに
いかがでしたでしょうか?まだまだ暑いですが、夏が終われば外出しやすい時期が始まります。
ベータLTジャケットは街中での着用はもちろん軽度の登山でも着用して機能を発揮してくれます。どこに連れていってもカッコいい!どこにでも連れて行きたくなっちゃう最高のウエアです。
サイズ感は冒頭でもお伝えしたとおり、170〜175センチで標準体型以上ならMサイズでいいと思います。痩せ型であれば試着をおすすめしますが、ベータLTジャケットを選択肢にいれている方はおそらくレイヤリングも視野にいれているはずです。Mサイズであればレイヤリングの幅も広がります。
価格も高いですが、一度買ってしまえばかなり長く着用できるので元もばっちり取れます。みなさんもARC’TERYX のベータLTジャケットを購入してみてはいかがでしょうか?
最高の相棒になってくれます!この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
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