- アガベってどんな植物なの?
- 初心者でも育てられるの?
- どんな種類があるの?
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この記事でわかること
- アガベがどんな植物かがわかる。
- 人気が出ている理由と種類の違いが理解できる。
- 失敗しない株の選び方と買い方のコツが学べる。
アガベってどんな植物なの?

アガベとは
アガベはアメリカ南西部、メキシコを含む中米、南米に広く自生する多肉植物です。テキーラの原料としても知られるアガベですが、テキーラの原料になる品種はブルー・アガベのみです。
園芸分野では、近年芸能人がYouTubeなどで紹介したことをきっかけに、コンパクトながら特徴的な葉や品種の多さ、コレクション性の高さから急速にファンが増えています。
何種類ぐらいあるの
約300種が知られている。
アガベは室内と屋外どっちで育成するの?
品種にもよりますが、屋内・屋外どちらでも育成可能。屋内で育成するなら、植物育成ライトやサーキュレータが必須。屋外では日差しを当てすぎると葉焼けの恐れがあり、注意が必要です。
他の植物との違い
アガベはロゼット状に葉を展開して、鋭いトゲと肉厚の葉っぱが特徴です。無骨でワイルドな印象があり他の観葉植物にない存在感があります。乾燥に非常に強く、水やりの頻度に特に注意が必要です。
アガベはなぜ人気なのか

種類が豊富で、特徴が多様なことからコレクション性の高い植物として人気があります。乾燥に強く、過湿を避けて日当たりと風通しを確保すれば育てやすい種類が多い点も魅力です。
育成環境を構築し、肥料や水やりを工夫することで自分の理想の姿に株を近づけていくのも楽しみ方の1つです。
アガベの用語解説

鋸歯

葉の縁に展開するノコギリ状のギザギザした部分を「鋸歯」といいます。形だけでなく色も様々で品種によって異なります。
マーキング

葉に残る鋸歯の跡です。アガベの葉は中央から展開します。展開する過程で他の葉の鋸歯が干渉することで発生します。
ペンキ

アガベの笹の雪などにみられる白線模様ことをいいます。
フィラメント

アガベの葉の縁にでる細長い繊維質の糸です。
ロゼット

植物の葉が放射状に広がる形状。バラの花になぞらえてロゼットといいます。
花茎と花

アガベはセンチュリープラントと呼ばれ、株が成熟すると数十年に一度花茎を伸ばし、開花します。開花後は枯れてしまいます。
ストレスカラー

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アガベは水を絞り過ぎたり、強い光に当てすぎると葉の色が変色する現象です。
色々なアガベの種類

アガベの種類は約300種類あり、用途や育成環境で求める株が変わってきます。
大型タイプのアガベ(屋外のドライガーデンに向き)
アガベ・アメリカーナ
アガベ・リュウゼツラン
中型タイプのアガベ
アガベ・パリー
シャークスキン
小型タイプのアガベ
小型タイプのアガベはアガベチタノタを始め、品種が非常に多く、コレクターやファンが非常に多くいます。
アガベチタノタ
アガベ吉祥冠錦
トゲが強いタイプ
エボリスピナ
トゲが少ないタイプ
笹の雪
初心者におすすめのアガベ種類

見た目が良く、失敗しにくく育てやすい品種です。ここでいう育てやすいというのは、アガベをボール状に育成しやすい品種です。アガベはボール状に育成することがカッコいいとする考え方が多い印象です。また普及していて手に入れやすい品種を選んでおります。
アガベチタノタ 白鯨
葉の幅が広くボール状に育ち易い。
アガベチタノタ 姫厳竜
流通量が多く、コンパクトで管理し易い。
中級者におすすめのアガベの種類

アガベの育成に慣れると次のステップになります。
アガベチタノタ ブラックアンドブルー
青みがかった葉に、黒い鋸歯です。葉が広がり易くボール状に育てるのに苦労する株です。
アガベチタノタ 狼人
他のアガベの株に比べ白い鋸歯が特徴です。
上級者?におすすめのアガベの種類

普通の株では満足できなくなった上級者にオススメするのは一株数万円する株です。あまり流通していないコレクション性の高い株がオススメです。
大きい株であれば初心者オススメの白鯨でも1万円を超えることはありますが、まだ日本に流通していない品種であれば子株サイズでも数万円します。
アガベ購入時にチェックするポイント

葉の状態
アガベは葉数があればより詰まった印象を与えます。葉がキュッと締まっている(詰まっている)株が良株とされています。
成長点の状態は中心部の新しい成長点がヒョロヒョロに伸びていないか。良い株は中心の高さがしっかりと揃っています。厚く幅広い葉は迫力があります。
棘と鋸歯
葉の先端の棘が長く鋭いと株の印象が強烈になります。また、棘がうねって特徴的なものもあり、独特なねじれがあると希少とされています。
鋸歯の感覚が詰まって1つ1つの鋸歯が太いものは良株とされています。また連歯といい鋸歯が連なることもあり、希少とされています。
葉の色と斑について
例えばブラック&ブルーであれば、当然葉の色が青みがかった方が価値は高いです。また斑が入る品種は斑の入り方や斑の面積が好みのものを見つけてみましょう。
根の状態(発根済みか未発根か)
アガベは乾燥に非常に強く発根管理を実施する場合も塊根植物に比べると発根しやすいです。なのでそこまで神経質になる必要はないです。
サイズ選びの考え方
大きければ当然高くなりますが、室内で管理するのであれば大きすぎる株はスペースを必要とするので、個人の好みで株を探してみましょう。
株の健康状態
アガベは締まったボール状の株が良株とされることが多いですが、単に水をあげていなくて締まっている可能性もあります。本当にいい株は葉の色もよく、水を吸っていてもボール状を維持している株なのでそこの見極めは必要になります。
アガベの購入方法

実店舗で購入する
最近は近所のホームセンターでも品種は少ないですが取り扱っているところも増えてきました。とりあえずアガベを始めたい方はそれでもいいと思います。
可能ならアガベをちゃんと管理している園芸店のほうが品数やクオリティの高い株が手に入ります。その分価格も高くなります。
ネットで購入する
メルカリや園芸店のオンライン販売で購入可能です。メルカリは正規のお店が開設しているところであれば問題はありませんが、個人が出品している希少品種は偽物も紛れているので注意が必要です。
SNS(X等)でも子株の販売をしている人もいますし、アガベを愛し本気で育成している人の子株をお迎えもできます。
アガベの増やし方

子株で増やす
アガベは育成していくと株の脇に小さい株がひょっこり出てきます。この株を慎重に取り出して、土に植え込むことで大きくできます。
胴切り、縦割りで増やす
アガベは胴切り、縦割りという手法でも子株を取り出すことができます。アガベ本体を切断し、成長点(茎)に切り込みを入れることで、切断面から子株が出てきます。
種を播種する
最後は種を播種する方法です。種はネットで購入することがほとんどです。自分で交配するにはアガベの花が必要になりますが、アガベは先程説明しましたが、花と花茎を展開するのが数十年に一度という植物です。現実的に交配してアガベの種子を手に入れるのは個人レベルでは難しい植物です。
まとめ

アガベは初心者でも育成を楽しむことができるだけでなく、品種も非常に多く塊根植物と同様に沼が深い植物です。育成を始めてしまえば、いかに好みの姿に株を近づけるか、育成方法を工夫して毎日観察していく日々です。
集め始めるとたくさんの種類であれもほしいこれもほしいとなってしまいます(笑)
現時点で私は2株のアガベをお迎えしています。この2株を理想の姿にしつつ、次のアガベはどれを手に入れるか、虎視眈々と狙っています。
皆さんも深い深いアガベの沼に足を踏み入れてはいかがでしょうか?アガベの育成を始めるのにまずは近くのホームセンターで購入するか、メルカリ等で白鯨などの普及種を手に入れてみてはいかがでしょうか?



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