【冬越し成功】室内でパキプスを太く育てる!おすすめ植物ライトとインテリアに馴染むライトスタンド

オペルクリカリア・パキプス
  • 「寒くなってきたけど、パキプスってどうやって冬越しさせればいいの?」
  • 室内環境って、どう整えればいいの?
  • おすすめの植物ライトが知りたい!

こんにちは、Leaf a Hand の れお です。

みなさんのオペルクリカリア・パキプスの調子はいかがですか?
秋の成長ボーナスタイムを終え、これから冬越しに備える方もたくさんいるはずです。

オペルクリカリア・パキプスは寒さに弱いため、そのままでは冬を越すことができません。私はこれから紹介する環境で始めての越冬でもパキプスを室内でぶっとく育てることに成功しました。

この記事では初めてパキプスを冬越しさせる方に、インテリアを損なわないオススメの室内環境を解説します。初心者の方にオススメできる植物ライトとライトスタンドがわかります。

この室内環境で冬越ししつつ、オペルクリカリア・パキプスを太く育成しましょう。

2025.12月追記パキプスの冬越し解説記事を公開しましたので興味があれば是非読んでみてください。

パキプスの耐寒温度は10℃【対策なしで冬越しはNG!

順調に育ったパキプスの初の冬越しに挑戦します。

オペルクリカリア・パキプスの耐寒温度は10℃です。秋以降の最低気温だと屋外では冬越しができません。

そのために室内環境を整える必要があります。そのために必要なのが植物育成ライトです。蛍光灯などのライトでは光の波長が違うため、植物の育成には作用しません。

植物育成ライトであれば、光の波長が太陽と似せて作られているため、植物を育成できます。
そこで、植物用ライトを使った室内育成環境を整えることにしました。

植物ライト設置予定がこちら。

ここに置くことを前提に、以下の3つの条件を重視しました。

  • 電球タイプ(棚に設置しやすい)
  • おしゃれでインテリアに馴染むデザイン(れお条件)
  • 埃が目立たない白色デザイン(妻の要望)

リビングに設置するからこそ、見た目はかなり重要でした!そして、購入にあたり妻の要望を聞きました。黒だと埃が目立つから白がいいとのこと。(なるほど

BARRELの植物ライト「ツクヨミ」を採用

今回私が購入を決めたライトはBARRELの植物ライト「ツクヨミ」です。

同社が販売しているライトでアマテラスという植物ライトもありますが、色温度が青みがかった色ということで、赤みがかった色のツクヨミを採用しました。

植物ライト「ツクヨミ」とは

ツクヨミ(TSUKUYOMI)は、株式会社バレル(BARREL)が開発・販売する植物育成用LEDライトです。室内での観葉植物やアクアリウム、多肉植物、塊根植物など幅広い植物の育成をサポートするために設計されています。

2025.11.2追記

ツクヨミライトをまとめた記事を作成したので是非ご覧ください。

ツクヨミの主な特徴

太陽光に近い波長設計

ツクヨミLEDは、特に赤色波長(640~690nm)を強調した暖色系の光を放ち、光合成効率を高める設計です。太陽光の朝日に近い波長で、植物の成長や花の開花を促進してくれる。

高い演色性

演色評価指数(Ra)は97と非常に高く、植物や水景の色を美しく見せることができる。

省エネ&長寿命

消費電力は20W、設計寿命は20,000時間。1日12時間使っても、なんと月200円程度と経済的。

デザイン性

ホワイトやブラックのボディカラーがあり、放熱フィンや石調のデザインなど、インテリア性にも配慮されている。

安全性

紫外線は含まれておらず、人体への悪影響はありません。ただし、直接光を見ないように注意が必要です。

もう一つの候補がHaruDesignの植物ライト「HASU38 spec9」

HASU38 spec9は、HaruDesignが販売する高性能な植物育成LEDライトで、アクアリウムや多肉植物、観葉植物の育成に幅広く利用されています。主な特徴は以下の通りです。

圧倒的な明るさと高いPPFD値

40cm離れた位置でのPPFD(光合成有効光量子束密度)は1,124と非常に高く、強い光を必要とする多肉植物や塊根植物の育成に最適です。

照射範囲を調整可能

反射板(リフレクター)の着脱によって、狭角から広角まで3段階で照射範囲を調整できます。これにより、ピンポイントで照らしたい場合や、広範囲をカバーしたい場合に柔軟に対応できます。

インテリアになじむデザイン

アルミと耐燃性樹脂のボディで、シンプルかつ部屋の雰囲気を壊さないデザイン。特に4Kモデルは暖色系の光で、家庭内でも違和感なく使用できます。

高いコストパフォーマンス

アマテラスやツクヨミなど他のハイスペックライトと比べて、性能は同等以上でありながら価格は半分程度とリーズナブルです。約5,000~6,000円で購入でき、長寿命(約30,000時間)も魅力です。

しかし、本体カラーが黒しかない……。という一点のみでツクヨミライトにしました。白があればHASU38でした⋯⋯。

植物育成ライト「ツクヨミ」 vs 「HASU38 spec9」

【採用】BARREL「ツクヨミ」

  • 温かみのある光(赤色波長強め)で光合成効率UP
  • Ra97の高い演色性で植物本来の色を再現
  • デザイン性◎(白&石調カバーあり)
  • 消費電力:20W/寿命:20,000時間
  • フリッカー現象が発生しない

【候補】HaruDesign「HASU38」

  • PPFD:1,124μmol m⁻² s⁻¹(光量最強クラス)
  • 照射角度の調整可能(狭角~広角)
  • 価格:約5,000円台と高コスパ
  • 寿命:30,000時間
  • デザイン:黒のみ(白があれば即決だった…!)

ツクヨミとHASU38 spec9との比較したうえでのツクヨミのメリット

1. 自然光に近い演色性(Ra97)

ツクヨミは太陽光とほぼ同等の色再現性を持ち、植物や水槽内の見た目を自然な状態で鮮明に照らします。HASU38は白色系(約6,100K)で人工的な光の印象が強く、演色性に関する明記はありません。

2. 温かい温度

4,000-5,000Kの暖かみのある光で、リビングや寝室での使用時に目に優しく、落ち着いた空間を演出できます。HASU38は6,100Kの白色光で、事務的な印象を与える可能性があります。

3. 赤色波長の最適化

植物の光合成効率を高める赤色波長を重点的に含み、茎の伸長や葉の拡大を促進します。HASU38はPPFD値(1,124)が高いものの、波長の最適化については明記されていません。

4. デザイン性の高さ

石調カバーやブラックカラーオプションなど、インテリアとしての美観を重視した設計です。HASU38は機能性優先のシンプルデザインで、排熱性能に優れます。

5.フリッカーしない

日常で使用している蛍光灯でも人間の目では捉えることができないスピードでONとOFFを繰り返しています。この現象をフリッカー現象といいます。人間の目では感じなくでもカメラを向けると捉えることができ、点滅をしています。

ツクヨミライトであればツクヨミ点灯中にスマートフォンで撮影してもフリッカーは起こりません。価格が高いぶんそういった性能面での妥協がありません。

ツクヨミとHASU38がそれぞれ向く人

ツクヨミが向く人

  • 植物の自然な発色を重視
  • 観葉植物や水草をメインに栽培
  • インテリアとの調和を優先
  • 本体の白色デザインの高品質植物ライトを探している人
  • ライト点灯中に撮影するのでフリッカーしないライトを探している人

HASU38が向く人

  • 多肉/塊根植物の徒長抑制が必要
  • PPFD1,000超えの高光量を要求
  • 予算5,000円台で高性能を追求
れお
れお

光量はHASU38が上だけど、秋冬の補助光としてはツクヨミでも十分成長する!

ライトスタンドもこだわる!

ライトを決めましたがライトだけなくそれを取り付けるスタンドが必要なため、ライトスタンドも本体が白色デザインの条件で探しました。

ペンダントライト(天井から吊るすタイプ)

これもインテリア的にはいいと思ったのですが、ライトを取り付けるところがない⋯⋯。天井にどうあがいても吊るせませんでした。

BARRELのフロアーランプスタンド 「Akond(アコン)」

BARREL純正スタンドも候補でしたが、「倒れやすい」というレビューがあり断念しました。

【採用】BARRELの「フレキシブルアームライトスタンド」

  • 安定感抜群(重めのライトもOK)
  • 見た目が圧倒的におしゃれ
  • 白色ボディでインテリアに馴染む
  • 高さを調整できる
  • 価格は高め(でも買ってよかった)

商品到着

到着した商品がこちら。どちらもしっかりとした重量感です。厳重に梱包してあります。

ライトスタンドとツクヨミを設置してみた

設置してみました。インテリア的にもバッチリだと思いませんか?

おわりに(ライト1灯で植物2株は育成できるか……。)

結論ツクヨミ一灯で2株育成できましたツクヨミだとHASU38に比べ光量が少ないにも関わらず、ぐんぐん枝が伸びてます。

未来の画像

3株は厳しい感じですが、2株はいけそうです。皆さんも、インテリアを損なわずに植物の育成が進むこの環境を、ぜひ取り入れてみてください。BARRELのライトスタンドと植物ライトツクヨミの組み合わせはとてもおすすめです。

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