- ピグマエア育成初心者が1年間でどのくらい成長させられるのか知りたい
- 季節ごとの育て方を知りたい
- 葉が本当に“つぶつぶ(粒葉)”になるのか気になる
どうもLeaf a Handの れお です。今回は私の管理するピグマエアの1年間の成長を振り返ります。
ケラリア・ピグマエアを育ててみたいけど、一体どうやって管理するのかわからない方はたくさんいると思います。塊根植物に惹かれて2年。パキプスに続いて出会ったピグマエアの見た目に惚れ、購入し初めての育成ながらつぶつぶの葉を形成することもできました。
この記事では、初心者が実際にどのように育ててきたのか、季節ごとの管理方法や成長の変化を詳しく紹介します。
この記事を読めば、初心者の方でピグマエアを購入し育成することができるようになります。「これからピグマエアを育てたい」という方の参考になれば嬉しいです。是非最後までご覧ください。
ケラリア・ピグマエアとは
かわいらしい丸葉と、ころんとした幹が特徴で、コレクターにも人気のある品種です。
ピグマエア購入のきっかけ
私のピグマエアの購入のきっかけはYOUTUBEの動画がきっかけです。
つぶつぶの葉っぱの可愛さたるや、パキプスはカッコいいボディですが、ピグマエアは可愛い樹形と葉の形状です。購入先はメルカリです。
ピグマエアの葉の形状は親株の遺伝も影響があるので、購入の際は親株の写真も参考にしました。
メルカリでのピグマエア購入のメリット
我が家のピグマエア育成環境

使用している植物ライトについては別記事で詳しく紹介しています。
ピグマエア季節ごとの成長記録

夏季と厳冬期は屋内で管理しています。春と秋の人間も過ごしやすい時期はベランダで日光と風に当ててあげるように管理していました。
ピグマエア夏の管理(7~8月)
暑さに弱いので室内で植物ライトを使用し管理します。室内で風がないのは懸念点ですが、特に問題なく成長しています。
7月


2024.7.17撮影
8月


2024.8.30撮影
ピグマエア秋の管理(9月~11月)
9月
残暑が厳しいので基本的に夏の管理と同じ方法で室内管理を行いました。涼しい日はベランダで日光と風に当ててあげます。


2024.9.17撮影
10月
環境が安定してきているのか、枝と葉が旺盛に伸びています。
葉の形状は平葉ばかりです。


2024.10.17撮影
11月


2024.11.22撮影
ピグマエア冬の管理(12月~2月)
12月
ピグマエアは冬型塊根植物ですが、厳しい寒さは苦手です。最低気温5℃を下回る際は屋内管理に移行します。
少し葉の色が鮮やかな緑色から黄緑色に変化しています。


2024.12.26撮影
1月
黄緑色の葉が増えてきました。


2025.1.27撮影
2月
黄緑色の葉が増えて、葉や枝の展開もゆっくりになってきた印象です。休眠なのか?


2025.2.20撮影
ピグマエア春の管理(3月~6月)
3月(休眠?)
葉は全体的に黄緑色で成長もひと段落といった感じです。


2025.3,21撮影
4月(植え替え実行)
冬を越して葉の色の黄緑になっているので、調子が悪いのかということで植え替えをしました。植え替え後の鉢は「根っこつよし」です。植え替え後はこれでもかというぐらい調子を上げてくれました。


2025.4.21撮影(植え替え前)
さらに、4月からピグマエアの葉を粒葉状にしたく育成方針を少し変更しました。
育成方法の変更点は以下のとおりです。
この2つの記事はピグマエア初心者の方に参考になると思いますので是非ご覧ください。
5月
葉をもぎったり、水の頻度を絞った影響でみすぼらしいことになってますが、新葉の展開も確認できます。


2025.5.17撮影
初めて剪定する(ピグマエア剪定方法)
枝の成長が著しいため、成長する枝が他の枝に干渉していたので、枝を2本剪定しました。
もっと大きくなって枝がたくさん伸びたら大胆に剪定を実施したいです。


準備するもの
- 剪定ハサミを消毒する
- 剪定する
- 切断面にトップジンMを塗布する
たったのこれだけです。
6月
新葉と枝の展開が旺盛です。葉の色も鮮やかな緑色で綺麗に育ってきています。


2025.6.20撮影
ピグマエア購入から1年(7月)
購入から1年が経過し、葉と枝の数は格段に増えました。また葉の形状も粒葉の数が増えて今後が非常に楽しみです。


2025.7.22撮影
1年前と現在のピグマエアの比較


1年間育成して、育成を始めたときからこんなに株は大きくなりました。枝ぶりもこんなによくなり、葉の形状も粒葉です。毎日葉の展開もあり、観察がわくわく楽しいです。
1年間でわかったこと
途中から育成方針を変更したものの、植え替えと育成方針変更後は劇的に株は調子を上げていきました。ケラリア・ピグマエアの育成には「根っこつよし」の鉢が非常に相性がいいです。
そして、粒葉を展開させるための育成方法(水やりの頻度を落とす+葉をもぎる)も確実に効果があります。ピグマエアの新陳代謝が上がるためか、葉の展開が早く毎日どこかで葉を展開しています。
おわりに
いかがでしたか。ピグマエア初心者でも1年でこんなに枝ぶりよく育成することができます。
つぶつぶでかわいい葉を展開するピグマエアの購入を検討している方は是非ともこの機会にピグマエアを購入してみてはいかがでしょうか。ピグマエアが生活の一部にあると観察するたびに心が癒されますよ。
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