【オベサ鉄甲の植え替え方法】陶器鉢を選んだ理由と実際にやって分かったこと

他植物
  • 陶器鉢に植え替えたいけど使えるの?排水性が心配で踏み出せない…
  • オベサ鉄甲の植え替えタイミング、初心者にはどう判断すればいい?
  • 作家鉢に憧れているけど、育成と見た目の両立って実際できるの?

こんにちは、Life a Hand の れお です。オベサ鉄甲の育成はまだ初心者です。

2025年9月にメルカリでオベサ鉄甲(Euphorbia obesa × Euphorbia bupleurifolia)を入手してから約7ヶ月。2026年4月24日に初めて「ちゃんとした植え替え」をしました。

「ちゃんと」の意味は後で説明します。植え替えの動機は育成上の必要性ではなく、ひとめ惚れした作家鉢を手に入れたから。手にいれた鉢にどの植物を植え替えるかを決めることができました。

「この鉢に植えたい」という気持ちが先走っての植え替えですが、結果的に株の完成度と鉢の完成度の高さを実感し、やってよかったと思っています。

この記事では、鉢ありきの植え替えになった経緯から、オベサ鉄甲の植え替え手順と実際に手を動かして分かったことをまとめて書きます。

    この記事でわかること
  • 初心者がオベサ鉄甲を陶器鉢へ植え替えた手順。
  • Suzume no Atelierの黒鱗鉢を選んだ決め手と使い心地。
  • 化粧砂を初めて敷いて感じたメリットと注意点。
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オベサ鉄甲植え替え前の状態(直径2.3cm、入手から7ヶ月目の根)

オベサ鉄甲植え替え前の状態 直径2.3cm 入手から7ヶ月目 定規で計測した写真

入手したのは2025年9月。メルカリで国内実生2年目の個体を購入しました。

オベサ鉄甲(通称オベ鉄)は、オベサ(Euphorbia obesa)と鉄甲丸(Euphorbia bupleurifolia)の交配種。お饅頭型の丸いオベサと違い、松ぼっくりのようにひだのある複雑な表面形状が特徴です。

成長速度はゆっくり。入手時点で直径2.3cm、7ヶ月後の植え替え時もほぼ同サイズでした。「遅い」とは聞いていましたが、想像よりさらに遅いです。

2025.12.6の鉢倒し事件

2025年12月の鉢倒し事件 オベサ鉄甲の鉢が倒れて土が散乱した写真

先ほどの「ちゃんとした植え替え」についてです。実は育成開始して3ヶ月頃に鉢を倒してしまって、植え替えをしました。植え替えといっても元の鉢に戻しただけです。

その時に一度根の状態を確認しましたが根の様子は元気でした。細くて短い根がいくつかある状態。オベサは細根が主体で根張りがもともと遅い品種です。

その後、春になり初めてオベサ鉄甲が花を咲かせてくれたので、育成環境に関しては問題ないのかなと安心する材料になりました。

なぜ陶器鉢 Suzume no Atelierの「黒鱗鉢」を選んだのか

Suzume no Atelierの黒鱗鉢を選んだ理由 陶器鉢と植物の写真 見出し画像

植え替えのきっかけは、はっきり言うとお気に入りの鉢を見つけたからです。

SNSで見かけた Suzume no Atelier の陶器鉢に一目惚れして、オンラインで購入してしまいました。購入したのは「黒鱗鉢」。サイズはプレステラ75相当です。

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一番の購入の決め手は見た目!しかしそれだけではないSuzume no Atelierの鉢の魅力

Suzume no Atelier 黒鱗鉢 鉢底穴の写真

今回購入した鉢は黒い鉢に繊細な彫刻が施された鉢のデザインです。さらに黒い鉢ですが黒一色でなく釉薬で黒色に変化があります。表面に変化があって見ていて飽きない。「育成道具として選んだ」というより、「好きなものを手元に置きたい」という気持ちに正直に従いました。

しかし見た目だけでなくSuzume no Atelierの陶器鉢は見た目だけではありません。

一般的に陶器鉢は排水性が心配。育成優先なら「プレステラ」や「根っこつよし」が定番だと思います。

私もそこが引っかかっていたのですが、この陶器鉢は大穴1・小穴4・スリット4という構造。スリットがあることで鉢側面からも空気と水が抜けるので、排水性の不安がそもそも設計で解消されていました。

れお
れお

見た目と機能性が共存する最高の一鉢がSuzume no Atelierさんの鉢です!

オベサ鉄甲の植え替えに準備するもの

オベサ鉄甲の植え替えに準備するもの一覧 ハサミ・用土・化粧砂・鉢底ネットなど

鉢(黒鱗鉢)

先ほど紹介したSuzume no Atelierさんの鉢です。一品一品掘って模様を形成しているみたいで、本当に痺れる作品が多いです。

オルトランDX

浸透移行性成分を植物が吸収することで植物自体が害虫に強くなる殺虫剤です。

マグァンプK

緩効性の肥料です。植物の根から発生する根酸に触れることで肥料が溶け出して植物に栄養がいきわたります。

鉢底ネット

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鉢の水切り穴が大きい場合必要になります。

鉢底石

鉢の通気性をよくすることと、用土の節約の効果があります。

化粧砂

植え替えの仕上げとして敷いてあげれば、鉢がしまった印象になります。また、鉢内の虫を駆除するために、浸水をする際は化粧砂の重さで用土が浮いてこないので便利です。

せっかくお気に入りの鉢にお気に入りの株を植え込むということで、今回初めて化粧砂を使いました。カインズで購入した砂を表土に薄く敷いています。

見た目は一気に締まります。かっこいい。

ただ、化粧砂を敷くと土の乾き具合が目視で分かりにくくなります。これは敷く前から調べて知っていたことですが、実際に使ってみるとやっぱり不安になります。水やりの頻度に関しては少し不安が残ります。

れお
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化粧砂もいろいろな種類がたくさんあって試したいものがたくさんあります。

ソイルスティック(割り箸)

鉢内の用土の隙間を埋めるために使用します。サクサクと挿して用土の隙間を埋めてくれます。なければ割りばしでも代用可能です。我が家はダイソーで購入したマドラーを使用しています。ソイルスティックもいつかこだわりの一品を使用したいです。

用土

BANKSのベストソイルミックスを使用しています。植物のプロ・杉山拓巳さんが開発した製品で、塊根植物・多肉植物に対応した水はけ重視の配合です。ベストソイルミックスは肥料が入っていないシンプルな配合になっています。

オベサ鉄甲の植え替えの手順

オベサ鉄甲の植え替えの手順 鉢底ネット・石を敷く→用土を入れる→肥料を入れる→株を投入→土を加える→化粧石を敷く→微塵を落とす 図解

オベサ鉄甲植え替え前の準備

数日前から水やりを止めて、土を乾かしておきます。鉢内の土が乾いているほど、抜いたときに根についた土が落としやすいです。

オベサ鉄甲の根を確認

オベサ鉄甲の根をノギスで計測している写真 根の長さを確認

鉢から抜いてみると、根の状態は元気でした。細根がいくつかある状態で、12月の鉢倒し時とほぼ変わらず。

根が詰まっている様子はなく、「植え替えのサインが出た」というより「鉢を変えたかったから植え替えた」といった感じです。枯れた根があれば取り除く、という判断でOKです。

鉢底ネットを敷く

黒鱗鉢の底に鉢底ネットを敷いた写真

黒鱗鉢の底に鉢底ネットをセットします。水抜けの穴が大きいので鉢底ネットを敷きます。

鉢底石を敷く(好み)

これはなくても問題ないです。目的は鉢内の通気性を保つため。そして用土の節約するためのものです。スリットが入っている鉢であれば通気性がある程度確保されているので、鉢底石は敷かなくていいです。

少量の用土を敷く

黒鱗鉢に少量の用土を敷いた状態の写真

少量の用土を敷きます。

マグァンプKとオルトランDXを投入する

鉢の用土の上にマグァンプKとオルトランDXを投入した写真

用土の上にマグァンプKとオルトランDXを投入します。株の根が伸びる位置になるように意識して入れてあげましょう。

さらに少量の用土を敷く

さらに用土を加えて株の高さを調整してあげましょう。

株を入れて見栄えを調整して、隙間に用土を加える

黒鱗鉢にオベサ鉄甲を植え入れて見栄えを調整している写真

株を鉢に入れて見栄えを調整します。調整できたら、隙間に用土を加えていきましょう。

化粧砂を敷く(好み)

黒鱗鉢に黒い化粧砂を敷いたオベサ鉄甲の植え替え完成写真

お好みで化粧砂を敷いてあげます。個人的に初めて化粧砂を敷いたのでワクワクしました。化粧砂を敷くと見栄えがよくなって嬉しい気持ちになります。

用土の微塵を落とす

植え替え後に水をかけて用土の微塵を落としている写真

鉢に水をかけて用土の微塵を落とします。また水をかけることで用土と用土の隙間を埋めて根を用土に馴染ませる効果があります。

植え替え完了

植え替え後の管理方法

オベサ鉄甲植え替え後の管理方法 Day1日陰→Day2・3遮光して日向→Day4午前中のみ日向→Day5〜完全日向→Day7水やり再開 図解

直射日光と水やりを控えます。水は3、4日程度控えました。今回は根を切っていませんが、植え替えで根が多少動いているので、念のため落ち着かせる期間を設けました。光に関しては1日程度日陰で養生しました。

Suzume no Atelier鉢を使ってみた感想

Suzume no Atelier鉢を使ってみた感想 排水性は問題なし・重さは想定内・見た目の満足度が高い 図解

排水性は問題なし

使ってみて一番最初に感じたのは、排水性の良さです。

大穴1・小穴4・スリット4の構造なので、水をあげた瞬間にすっと抜けます。陶器だから心配、というのは杞憂でした。スリット入りの設計なら、排水性の問題はそもそも起きないと感じています。

重さは想定内

陶器というと重い印象がありますが、プレステラ75相当のサイズなら重くありません。

見た目の満足度は高い

釉薬の黒が植物を引き立てます。オベサ鉄甲の緑のひだ×黒い鉢の組み合わせが想像通りかっこよかったです。「育てている」より「飾っている」感覚が増して、管理のモチベーションが上がります。好きな鉢を選ぶのは育成の動力になると体感しました。

初心者が植え替えにつまずいたポイント&これから観察したいこと

初心者が植え替えにつまずいたポイント&これから観察したいこと 植え替えの判断・根が成長していない 図解

「今植え替えるべきか」の判断が難しい

植え替えのサインとして一般的に言われるのは「鉢底から根が出ている」「水が浸透しにくい」「1年以上植え替えていない」あたりです。

今回はそのどれにも当てはまりませんでした。純粋に鉢ありきの植え替えです。成長期の5月前に動けたのは結果的に良かったと思いますが、「本当に今でよかったのか」は正直まだ判断できていません。

オベサ鉄甲は2〜3年に1回のペースで植え替えるのが目安。根が細くて弱い品種なので、無理に動かさない方がいい時期もある。この辺りの感覚は、もう少し経験を積みながら覚えていきたいです。

根が7ヶ月でほぼ増えなかった理由

9月から4月まで、根の状態がほとんど変わっていませんでした。考えられる原因は:

  • 12月〜3月は冬季で成長停滞期だった。
  • 室内管理で光量が少なかった。
  • 冬場の水やりが少なすぎた可能性(細根は月1〜2回程度の水やりで維持が必要)

成長期の今、屋外管理と適切な水やりで根がどう動くか。この株の観察を続けていきます。

まとめ

まとめ 陶器鉢に植えられた植物の見出し画像

陶器鉢への植え替えをやってよかったです。「排水性が心配」という懸念は、スリット入りの設計によって解消されていました。見た目の満足度も育成のモチベーションに直結するので、好きな鉢を選ぶのは正解です。

植え替え後の成長経過は今後の記事で発信する予定です。X(旧Twitter)とInstagramでも日々の様子をアップしているので、フォローしてもらえると一緒に見守れます。

まだオベサ鉄甲を育成していない皆さんもオベサ鉄甲を育てていきましょう。めちゃくちゃ可愛いですよ!私が育成しているオベサ鉄甲はメルカリの販売者さんからお迎えしました。

そしてSuzume no Atelierさんの鉢を購入してみてはいかがでしょうか。見た目はもちろん所有欲をくすぐる素晴らしい鉢です!

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